TPP考察サイト

TPP(環太平洋パートナーシップ)についての情報まとめと考察サイト

今後日本はどうすべきか

 EUとのEPA交渉が進行する一方で、足踏み状態が続くTPPだが、「やっぱりアメリカが」とか「今後アメリカが」とか気にせず、まとまる11ヶ国でも10ヶ国でも進めてみればいいじゃないか、と思うのだが。トランプ自身はTPPイレブンに対してそう強い抵抗は示していないわけだし。(それどころではない、という事情もあるようだが)。EUとの経済連携協定EPA)の大枠合意も後押し材料になるだろう。

 もちろん、国内の生産業者の懸念は理解できるが、生産者、製造者は「安全で美味しい」とか、「安心で高品質」といったものづくり、日本ならではの真面目なものづくりを今まで以上に目指してほしい。たとえば、どんなに輸入肉、農産物が安くなっても、安全性の定かでないものは買いたくない。国内メーカー品の方が、品質もアフターサービスも保証されている。こんな理由で、ものを選ぶ人は多いはずだ。値段だけが消費者の判断基準ではない

 TPPがあろうがなかろうが、商品情報をよく知って賢く選べば、家中が輸入品だらけといったことにはならないと思うのだが。